再開発の影響で11月末をもって閉店となってしまった。
香川県といえば、高松といえば、そして高松駅といえば「うどん」である。
高松駅の改札内で2001年より営業されていた「連絡船うどん」であったが、高松駅の再開発事業に伴い、2021年11月末で閉店となってしまった。
個人的にも高松駅を訪れるとかなりの頻度で連絡船うどんを食べた記憶がある。またある時は、サンライズ瀬戸号(琴平延長運転)の遅れで高松駅停車時間が本来の35分から大幅に短くなり立ち寄れなかった、という思い出も。
つい先日、ちょうど別の都合で岡山まで来ていたので、せっかくなのでと思い高松まで足を伸ばしてみた。
訪れたのが朝10時台ということもあり混雑はしていなかったが、飲食客が途切れることは無いほどには繁盛していた。
今回は「肉うどん」を注文。
西のうどんは比較的出汁の味が薄い傾向にあるが、連絡船うどんは醤油風味がしっかりと効いていた。一般的な「さぬきうどん」と比べてコシが強くはなく柔らかい分食べやすく、ごく個人的にはちょうど好きな味だったと言っても過言ではない。
閉店に伴うサービスの一環なのか、高松駅前の系列うどん店で利用できるクーポン券を頂いた。来年1月末が期限で1回につき50円の割引ではあるが、もしそれまでに四国や岡山を訪れる機会があれば、是非また高松まで足を伸ばしてうどんを食べに行きければと思う。
そして究極的には、また高松駅の改札内でうどんが食べられるような日が来れば嬉しい限りである…
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