西九州新幹線9/23開業!大村線含め3つの新駅設置

西九州新幹線・大村線の乗換駅として2022年9月23日開業に向けて工事中の「新大村駅」(2021/11/14)

先日、建設中の「西九州新幹線」の開業日が本年2022年9月23日(金祝)になることが、JR九州から発表された。開業後の博多-長崎間は、武雄温泉で「リレーかもめ」(在来線特急)と「かもめ」(新幹線)を対面乗り換えする形で、最速約1時間20分で移動できるようになる。乗り換えが必要になる一方で、所要時間を約30分できることになる。

参考:西九州新幹線の開業日について(JR九州 2022/2/22)

大村線の主要駅・竹松駅。隣の駅は「諏訪・松原」から「新大村・大村車両基地」に変わる。

そしてこの西九州新幹線開業に伴い、新駅が3つ開業する。

まず、西九州新幹線の駅として新規開業する「嬉野温泉」駅は、新幹線単独駅としての開業である。嬉野市に設置される戦後初の鉄道駅となり、その名の通り嬉野温泉へのアクセス向上が期待できる。

次に、西九州新幹線とJR大村線の乗り換え駅として開業するのが「新大村」駅である。新幹線では嬉野温泉と諫早の間、JR大村線では諏訪と竹松の間に設置される。新大村駅付近では、地上を走る大村線のすぐ横を新幹線の高架が走る形になることが、現地視察をしてもよくわかった。

そして、JR大村線の「大村車両基地」駅が竹松-松原間に開業する。西九州新幹線「かもめ」を配置するために新設される車両基地で、その横に在来線の新駅も設置されることになった。
余談だが、車両基地がここにできるということは、新大村-長崎間の「かもめ」が早朝深夜などに設定されたりするのであろうか?

西九州新幹線の開業まで7ヶ月を切った。長崎方面の交通は、賛否両論ありつつまた完成系の見通しが立たない状態ではありつつも、大きく変化していく。ひとまずは、西九州新幹線の開業やそれに伴う新輸送体系、沿線各地の開発などを楽しみにしたい。

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