
新車置き換えで2024年度以降の引退が決定した国鉄型特急車両・381系だが、2022年3月19日より1編成(6両編成)が国鉄色リバイバル編成として運転されることになり話題を呼んだ。
そんな国鉄色編成の運用初日・初列車である「やくも8号」を、対向の下りサンライズ出雲号車内から眺めることができた。進行方向右側(宍道湖側)の個室からであれば、8:44頃に江尾駅に運転停車する際に、国鉄色で運転されるようになった「やくも8号」を眺めることができる。

先に視界に入るのは、上り先頭車両の6号車である。この編成の岡山方先頭車は貫通扉仕様となっており、特急のシンボルマークもよく見ると平たいものとなっていることがわかる。
なお、上りサンライズ出雲号も夜間ではあるが国鉄色やくも号と伯備線内ですれ違う。生山駅を通過(または運転停車)する際、下り「やくも25号」(生山20:46発)とすれ違うので、進行方向右側(太平洋側)の個室(A寝台等が該当)からであれば眺めることができる。

国鉄色やくも号は、やくも8号(出雲市7:21発)・9号(岡山11:05発)・24号(出雲市15:30発)・25号(岡山19:05発)の4列車で固定運用される。
国鉄色運用を狙って乗車・撮影するのも良いし、あるいはあえて他の列車に乗車しながら車内から国鉄色やくも号を眺めてみるというのも旅情が出るかもしれない。
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