改造された相鉄10702F、11000系とそっくりな件

片方は11000系。どちらが10702Fでしょう?

長い間改造工事で運用を離脱し、5月末に運用復帰した相鉄10000系の第2編成・10702F。昨年改造された10701Fとは違い、YNBカラー化は今回行われなかったものの、相鉄11000系に似た顔になって戻ってきた。

先日、やっと10702Fの新しい姿を見ることができたので、11000系や改造前の写真と比較してみた。

11000系(11002F)はこちら

西谷駅3番線に停車中の11002F各駅停車横浜行き(2021/8/13)

西谷駅3番線に停車中の11002F各駅停車横浜行き(2021/8/13)

まず、こちらが11000系の写真である。JRでいえばE233系に相当する世代で、見た目としてはドア窓がやや四角いなどの特徴がある。運用番号表記は、頭に0がついた3桁表記である。

改造後の10702Fはこちら

西谷駅3番線に停車中の10702F快速横浜行き(2021/8/13)

西谷駅3番線に停車中の10702F快速横浜行き(2021/8/13)

一方、こちらが改造後の10702Fである。(冒頭の写真は左がこの写真・10702Fである。)

11002Fとは一瞬では見分けがつかないが、よく見ればドア窓がやや丸みを帯びている、運転台の高さなどの差異も確認できる。運用番号表記も、こちらは2桁のままである。

改造前の10702F(他の10000系と同様の顔)

大和駅2番線に停車中の10702F急行横浜行き(2020/6/10)

大和駅2番線に停車中の10702F急行横浜行き(2020/6/10)

では、改造前の10000系とはどのように違うのか。

顔のパッと見で違うのは、ライトが上部ではなく下部に付いていると言う点である。LED表示も以前は3色LEDであったが、改造後はフルカラーLEDとなっている。

10701Fは改造時にYNB塗装に

瀬谷駅を通過する10701F(YNB更新車)特急横浜行き(2021/5/8)

瀬谷駅を通過する10701F(YNB更新車)特急横浜行き(2021/5/8)

ちなみにYNBカラー塗装化された10701Fがこちら。

塗装に合わせて社名表示や「10701」などの文字のフォントが変化しており、内装(座席の色など)も改造が施されている。

改めて、改造後の10702F

横浜駅2番線に停車中の10702F快速海老名行き(2021/8/13)

横浜駅2番線に停車中の10702F快速海老名行き(2021/8/13)

一方、10702Fの改造は顔面などごく一部にとどまり、内装もほぼ更新前の状態となっている。

 

2024年頃には相鉄保有の営業車両はYNBカラーの車両で統一される予定となっているが、昨今の状況などを考えるとその進捗はやや遅れる傾向にあるかもしれない。一方、今年度には直通向けの8両編成・21000系の投入も開始される見込みで、車両の置き換え自体は東急直通開始に向けて着々と進んでいくと思われる。